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クビを言い渡されたらどうする?そのバイトにこだわる必要ある?


長い間働いていたバイト先から突然クビを言い渡されたら、だれだってショックだと思います。
私にも経験がありますが、クビになって収入源がなくなるということはもちろん。
自分が否定されたということが、かなりのダメージです。
今回は、バイト先でクビを言い渡された際の対処法について考えたいと思います。

クビを言い渡されたらその理由を冷静に分析しよう

クビを言い渡されたら、ショックでしばらくは何も考えられない状態が続くかもしれません。
しかし、現実を受けとめて今後の対策のために、第三者の視点でクビになった原因や理由などを分析しなくてはいけません。

クビになった原因

①    バイト先の経営がうまくいっていない

バイト先の経営がうまくいっていなくてバイトを雇えなくなったことがクビの原因になっているのかもしれません。
経営者の責任はもちろんですが、バイトとして働いていた者にも少しはその責任の一端があるのかもしれません。
バイト先が経営破綻をするような状況の場合は、一方的なクビの言渡しであっても、不当解雇にあたらないことがあります。
不当解雇に当たらないケースとして、人員削減をしなければ経営破綻するような場合や、退職希望者を募るなどの回避対策を行ったけれども希望者がいなかった場合などがあります。
また、クビにすることをバイトに話して納得してもらっている場合なども、不当解雇にはなりません。

②    バイトをする側に明らかな責任があってクビを言い渡された

バイト側にあきらかな責任がある場合は、不当解雇にはならないことがあります。
具体的には、レジからお金を横領するなどの刑法犯罪に相当する場合。
または、重大なミスで大損害を店に与えてしまった場合などです。
バイト先で同僚を殴ってしまった、お客様を殴ってしまった、お客様に暴言を吐いた、バイト仲間の異性にストーカー行為をはたらいた、などの行為でクビを言い渡された場合も、不当解雇にはあたらないことがあります。
他にも機密情報などの重要なデータを外部に漏らしてしまった、そのことで会社や店に損害を与えてしまった、という理由でのクビも不当解雇にはあたりません。
さらに、塾や家庭教師のバイトでよくあることですが、経歴詐称を行っていてクビを言い渡された場合なども、不当解雇にはあたりません。

③    雇用主の勝手な好き嫌いでクビにされた

言葉遣いが悪い、勤務態度が悪いなどの理由、雇用主の好き嫌いだけの理由でクビを言い渡された場合は、不当解雇ということになります。
ちなみに、態度が大きいとか、遅刻が多い、小さなミスが多い、といったことは正当な解雇の理由になりません。
また、バイト仲間との人間関係の問題でクビを言い渡された場合なども不当な解雇といえます。
上記のような納得の行かない理由でクビを言い渡された場合は、バイト先の就業規則を確認して解雇や懲戒解雇にあたる項目なのかどうか、確認するようにしてください。
労働基準法で禁止されている解雇例には以下のようなものがあります。

  • 仕事などの業務中に負傷、または病気になり休業している間の解雇通告、また怪我や病気から復帰して30日間の介護通告
  • 出産前や出産後の休職中の解雇通告、復帰後の30日間の解雇通告
  • 性別などの差別による解雇通告
  • 女性の出産時の休職、出産前後の休職を理由にした解雇通告
  • 育児休業を取得したことを理由にした解雇通告
  • 国籍や宗教、信条、社会的差別を理由にした解雇通告
  • 労働基準監督署に通報したことを理由にした解雇通告

クビを言い渡された原因を分析して対応策を考える

先述した①と②の経営状態が悪くて破綻する可能性がある場合や、バイトの側に明らかな落ち度がある場合には、不当解雇にあたらないことがあります。
①や②のような原因でクビが言い渡された場合には、次のバイトを探すようにしましょう。
ただし、横領などの刑法犯罪の場合は、告訴されるかもしれないので、次のバイトを探している状況ではなくなるかもしれません。
また、③のようなバイトをする側に何ら落ち度がないにもかかわらず、一方的にクビが言い渡された場合は、不当解雇にあたるので、労働基準監督署や近くの総合労働相談コーナーなどで相談してください。

どうしても納得できない場合の対処法は?

クビを言い渡された理由がどうしても思い当たらない場合は、上司などに解雇理由を聞くようにしましょう。
とはいってクビにすると言い渡されたバイト先と交渉するのは大変です。
納得が行かない場合は、バイト先に「解雇通知書」と「解雇理由証明書」などを出してもらって、総合労働相談コーナーや労働基準監督署に相談するようにしましょう。
ただし総合労働相談コーナーや労働基準監督署に通告して争ったとしても、人間関係や信頼関係が崩れてしまったバイト先で再び働くのはストレスになります。
一方的にクビを言い渡すような、もしくは経営がまずくて破綻しそうなバイト先は、「こちらから願い下げする」それくらいのスタンスで対応した方が賢明です。
ただし、雇用保険に加入している場合は、クビを言い渡された場合の「会社都合」と、自分から辞表を出す「自己都合」とで、失業給付金の支給開始日が異なります。
会社都合の場合は退職してすぐに失業給付金が支給されますが、自己都合の場合は、90日間しないと支給されません。
もし、クビを言い渡された場合は、あくまでも会社都合による解雇ということですから、自分で辞めたという形にならないように注意が必要です。
以下では雇用保険に加入している場合の手続きなどを解説します。

雇用保険に入っている場合は次のバイトが見つかるまで失業給付金がもらえる

雇用保険は、正社員だけでなく派遣社員やパート、アルバイトも一定の基準を満たしている場合には、加入しなくてはならないことになっています。
クビを言い渡されたバイト先が雇用保険に加入しているのであれば、一方的な解雇通告なので、会社都合による退職ということです。
雇用保険に加入している場合は、次のバイトが見つかるまで、クビになった翌日から失業給付金がもらえます。
失業給付金は、加入期間にしたがって給付日数が増える仕組みです(上限は330日まで)。

失業給付金を受ける手続きから給付までの流れ

失業給付を受けるためには、バイト先でもらう離職票と免許証などの身分証明書、縦3cm×横2.5cmの証明写真(上半身、3ヶ月以内に撮影したもの)、印鑑、口座情報がわかる貯金通帳などを持参して、ハローワークなどで求職の手続きを行い、窓口で簡単な面接を受けて受給資格の認定をしてもらう必要があります。
受給資格者として認定されたら、「雇用保険受給資格者のしおり」が発行され、受給説明会の日程が告げられます。
受給説明会では、「雇用保険受給資格者証」と「失業認定申告書」が手渡されて、失業認定日が通告されます。
この失業認定日に「雇用保険受給資格者証」と「失業認定申告書」を持って窓口に行き、失業給付を受けてください。
失業給付が終わると、口座に失業給付金が振り込まれます。
失業認定日は月に1度のペースであるので、必ず窓口で失業給付を受けるようにしましょう。

学生でも失業給付金がもらえます

ところで学生も失業給付金がもらえるのでしょうか?
受給資格者には以下の3つの条件があります。

①    離職して資格喪失の確認を受けていること(受給資格者として認定されていること)
②    働く意思と能力があるけれども、職に就けない状態であること
③    被保険者期間が通算して6ヵ月以上あること

昼間に大学などに通う学生でも、上記の3つの条件に当てはまれば、受給資格があります。
また学生の場合は無理ですが、バイトで生活している場合は、失業給付を受けている間に、ITや建築、事務、介護など、さまざまな職業訓練が受けられる制度があります。
この制度では、失業給付期間が終了していても、職業訓練を受けている間は、失業給付金が支給されます。

まとめ

今回は、バイト先から一方的にクビを言い渡された場合の対処法についてまとめてみました。
いきなりクビだといわれたら、誰しもショックです。
しかし、できるだけ冷静になって状況を分析するようにしましょう。
雇用側に問題があることもしばしば。
そのようなバイト先の場合は、「こちらから願い下げする」くらいのスタンスで対応することも大切です。
もしクビだと言われたら、この記事を参考にして落ち着いて対応するようにしてください。