☆バイト☆StarLight☆

有名バイトからディープなバイトまで、様々なバイトを経験してきたライター達が送るバイトの裏事情

選挙のバイトをしたら逮捕されるってマジでつか?!

選挙参謀と議員秘書をしていた筆者が選挙のバイトを解説します!

「そもそも、選挙のバイトってなんなんだ?!」

求人情報に「選挙のバイト」とあると、いつもこう思います。

基本的に「選挙」はボランティアで成り立っていて、人にお金を払うと「買収」になり、公職選挙法に違反するからです。

「選挙のバイト」自体成り立たないというわけです。

たとえば、投票された票の開票作業や、投票所での出口調査などは、問題なくバイトできます。

「選挙のバイト」の中には、こうした開票や出口調査のバイトが多いのはそのためですね。

それ以外でも、報酬を受け取れる仕事がないわけではありません。

選挙にまつわる仕事で、バイトとして認められるものがなんなのか、一つひとつ見ていきましょう。

問題は、バイトを雇っている方も公職選挙法を理解していないことが多いということです。

めちゃくちゃややこしいので、知らない候補者もたくさんいるんですよね。

こうした事情から、公職選挙法をキチンと知っておかないと、本当に逮捕されることになりかねません。

 

選挙運動の仕事内容と必要な人員は?! 

選挙期間は、国会議員選挙だと「公示日」地方議員選挙だと「告示日」からはじまります。

この日から投票日までを「選挙期間」といいます。

公示日、告示日には、選挙管理委員会が用意した選挙ポスター掲示板に、一斉にポスターが貼り出されます。

自分のポスターだけがいつまでも貼り出されないと、立候補していることも知ってもらえませんし、自分を支持してくれているボランティアも少ないと思われてしまいます。

なので、公示、告示と同時に一斉に貼り出したいわけです。

 

選挙期間は、街宣車で街を走り、うぐいす嬢が投票を呼びかけます。

電話をかけて有権者に投票を呼び掛けることもできます。

そのため、たくさんのボランティアを募り、電話帳を見て一件一件電話掛けをします。

個人演説会など、場所を借りて設営し運営することも。

こうした雑務にかかる事務員もたくさん必要になります。

 

ただし、「特定の候補者を当選させるために、選挙運動者に対して、金銭や何らかの財産上の利益を供与すると、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処せられます(公選法221条)」という法律があり、決められた人員以外に報酬を支払うことが禁じられています。

そのためにボランティアが必要となるわけですね。

 

選挙に係る人員のうち、報酬の支払いが認められているのは以下の人員のみとなります。

 

選挙管理委員会に届け出た
・選挙運動事務員
・選挙カーの運転手
・車上運動員(うぐいす嬢)
・手話通訳者

・労務者

(お茶くみや電話取次ぎ、ビラや証紙貼り作業、個人演説会や街頭演説の設営・撤去作業など)

 

この事務員には人数に制限がありますし、それぞれに報酬の上限があります。

それ以上の報酬を支払った場合、公職選挙法違反となり、下手すれば捕まります!

 

・事務員は一日9人/のべ人数45名までで、選挙管理委員会に届ける

・お弁当は1食1000円以内で、食べに行くのは禁止
・お茶やお菓子はいいが、ドリップコーヒ―やケーキはダメ

(コーヒーやケーキは高級なので買収にあたるそうです! 公職選挙法って意味わからんでしょう?!)

 

選挙にまつわる従業員はこれほど厳しいわけです。

 

これはやってはいけません!届け出た人員でも「選挙運動」はできない?!

選挙事務員・労務者については、選挙運動をすると「みなし選挙運動員」として「運動員買収」という罪になります。

選挙運動とは、「○○に一票お願いします」ということです。

こうした内容のチラシを配ってもダメですし、貼り出してもダメ。

「今、○○さんのところでバイトしてるから、今度の選挙お願いしますね」なんてことをうっかり友達に言ってしまうだけでも厳密には公職選挙法違反になります。

ようするに「候補者」からお金をもらったうえで、「候補者に票を入れて」と促すことは「買収」になるというわけですね。

本当に面倒臭いでしょ?

 

結局、何ができて何ができないの?

選挙期間前になると、選挙の募集がたくさん出てきます。

その内、公示日、告示日にポスターを貼ってまわるバイトはだいたいアウトです。

これは実はよくあるので注意が必要。

私も高校生の時にやったことがありますが、完全に公職選挙法違反です。

そのときも、名目は「お手伝い」でしたが、「お礼」が支払われたので完全にアウトでした。

もう20年以上前の話ですし、議員の名前も覚えていませんがね。

投票を呼び掛ける電話がけでも同じことです。

こちらも人員がたくさんほしいのでバイトでまかなうことがありますが、これもアウト。

選挙管理委員会に届けた事務員が電話をかける分には問題ありませんが、届け出なしに専用に人を雇う場合はアウトですね。

この二つのバイトは募集がよくあります。

ありますが、これはほとんどの場合アウトなのでやってはいけません。

実は、候補者や関係者も知らない場合があります。

お分かりのように、公職選挙法はかなり複雑ですし、選挙管理委員会に問い合わせても、はっきりと答えてくれないことがあります。

選挙管理委員会の人も、過去の例などから判断する場合などがあり、なかなかはっきりと答えられないというのが実情だと思います。

 

できる仕事は、選挙管理委員会にしっかりと届けられた事務員と、選挙カーの運転手、うぐいす嬢、手話通訳と、労務者による事務所内雑務のみ。

 

「お疲れさま」と候補者に夕食をおごってもらうようなことも禁止です。

「よく働いてくれるから」と規定以上に余分に手当をもらうのもダメ。

選挙に関わるバイトをするなら、公職選挙法をよく読んでおくことは大切なことかも知れません。

上限があるにしても、日給1万5千円程度支払われることを考えるといいバイトであることは間違いありませんからね。
 

出口調査や開票作業のバイトはどう?

こちらはそれほど厳しくはないのでやりやすいと思います。

開票作業は、体育館で投票日の夜に行われます。

バイトは候補者ごとに投票用紙を分けるだけ。

あとは機械が枚数を数えてくれます。

後ろから選挙管理委員の人が厳しく見張っているそうですから、不正はできませんね。

きちんとセキュリティをしてくれた方が、バイトにしてみれば変な疑いをかけられずに済みます。

時給は1000円程度で小さい市町村であれば実働4時間程度。

深夜手当が適用される時間帯なので、深夜手当ももらえます。

ただ、終電が終わっている時間なので帰りが大変ですね。

 

出口調査のバイトは、その名のとおり投票所の出口に立ってアンケート取る仕事です。

こちらも「選挙違反」などのリスクはあまりないのでやりやすいと思います。

8時半くらいから17時くらいまで。

日給は1万円程度。

研修があり、どうすれば断られずにアンケートに答えてくれるかなどを学びます。

研修にも時給は尽きます。

 

一日中立ちっぱなしの仕事になります。
 

まとめ

衆議院選挙は終わりましたので、しばらくは大きな選挙もありません。

次の選挙は2019年。

統一地方選挙と参議院選挙があります。

2019年は選挙イヤーとして、選挙バイトもかなりの数出てくるでしょうから、今のうちに勉強してしっかり稼げるといいですね。

基本的に選挙のバイトは仕事の割に時給が高いので人気があるんですね。

捕まらないように気を付けてね。

とにかく公職選挙法はめちゃくちゃ面倒です。

はじめて立候補する人も知らない人が多いですが、何回も当選してる人でも、「今までそれでやってきた」なんて人は違反していることがありますので、選挙に関わるなら「これは違反になりませんか?」と確認することが大切かも知れませんね。

たとえば、公示、告示前なら大丈夫ですが、選挙期間中の戸別訪問は違反。

これも知らずにさせられることがありますので気を付けましょう。

とにかく選挙のバイトは面倒!

でも時給がいい!

やるならとにかく気を付けて!

 

筆者

ハンドルネーム:天笠 多菜葉

経験したバイトは30個以上!

経験の多さの秘密は、短期バイトと掛け持ち。

休日は京都でまったり。寺社巡り、パワースポットが大好き!

昔から霊感強くて幽霊見えます!臨死体験も!

映画鑑賞が趣味で、今は海外ドラマ「メンタリスト」「スーパーガール」にはまってます。

今は鍼灸師として患者様を診ています!催眠療法士としても活躍中。 将来の夢は小説家です。